子どもの「目標設定」をするだけで、モチベーションアップ!?
どうも!
育った地元で塾講師をしている川嶋です!
受験生の子どもが勉強していない姿を見ていると、不安や不満があふれてきます。
子どもに将来幸せになってほしいという気持ちから湧き上がってくる感情です。
自分の子どもが毎日ダラダラ過ごすのを見て、 「どうしたら勉強してくれるのか?」「このままではまずいんじゃないか?」「なんで勉強しないの?」なんて疑問が頭の中を埋め尽くしていませんか?
親ならだれでも子どもに幸せになってほしい。
その思いから、勉強していい高校、いい大学に出て、いい企業に勤めてほしい。
そして、自分の夢をかなえてほしい。
子どものモチベーションは、ある事を行うだけで爆上がりします。
今回の記事では、その子どものモチベーションアップにつながる「ある事」について紹介していこうと思います。
【何に取り組むにも「目標」がある】
勉強だけでなく、スポーツ、仕事、部活、人生、すべてにおいて、まずすることは
「目標設定」です。
「夏季大会全国大会優勝」
「次の模試で偏差値60以上」
「20代で年収1000万円以上」
「20代で経営者になる」
など、目標を立てると思います。
そして、その目標に向かって人は勉強したり、たくさんの経験をしようと行動します。
つまり、目標をもっている人に勉強は必要になってきます。
結論、勉強させるためには「目標」を持たせましょう。
持たせる目標は、「自己超越目標」がいいです。
自己超越目標とは、自分の身の丈を超えたはるかに大きな目的やゴールのことです。
先ほど出した目標などではなく、
「恵まれない人を救う仕事に就きたい」
「不公平な世の中の仕組みを変えるためにお金を稼ぎたい」
など、これらを自己超越目標と言います。
過去にアメリカのテキサス大学の研究で、高校生の被験者に「今の社会の問題点について考えてください」と指示し、続けて、その問題に関して学校の勉強を活かす方法はないかを考えさせました。
これに対して、ある生徒は「遺伝の勉強をすれば、作物の遺伝子を組み換えて生産量アップにつながる」と答え、
またある生徒は「世の中の仕組みや問題を深く理解するためには、まず公民などの社会システムの基本を学ぶ必要がある」と答えました。
その後、生徒たちの行動を調査したところ、大きな違いが生まれたのです。
「自己超越目標」について考えたグループは、スマホのゲームなどに費やす時間が減り、代わりに数学や科学の勉強に取り組む時間が2倍も増加しました。
普通に勉強をしていた生徒よりも成績が伸びたのです。
では、そんな結果を出すために必要な具体的行動はどのようなものか伝えていきます!
ぜひ、読み進めてください!
【子どもの目標を一緒に考える】
「将来の夢は?」
と聞いてみて、「ない」と答えられることが多いと思います。
最近の子どもは夢や目標を持っていない場合が多いと言われています。
夢や目標をもった人生が素晴らしいものだと思わせましょう。
あなたが昔や今の目標を楽しそうに語ってみてください。
子どもに「夢や目標を持つと人生楽しくなる」という意識を植え付けるためです。
そして、子ども自身の好きなことや楽しいことでの目標設定してみてください。
どんな夢であろうと、「いいね!」と言ってあげてください。
絶対否定しないように!!
【その夢・目標を達成するためには勉強が必要だと理解させる】
「海外に進出して、新しい会社を作って海外の子どもたちのために学校を立てる」
という素晴らしい夢を持つ子どもがいたとします。
どんな勉強がこの目標達成に役立つでしょうか?
この場合、海外に行くので英語が話せないとコミュニケーションが取れない問題が出てきます。
では、その問題を帰結するには英語の勉強が必要になります。
他にも、建設するために物理や数学なども必要になります。
これだけで、子どもの中で自分が何をするべきかという目標達成までの道が見えてきます。
その一歩目であるのが勉強だということを伝えてあげましょう。
【夢や目標が出てこない子どもに対しての質問】
1.世の中をよくするには?
ポイントは、世の中の課題について考えさせることです。
子どもにとって、世の中の課題とは自分の理想の社会にするための課題です。
必ず何かるはずなので、なにか考えさせましょう。
2.いま勉強していることが、そのためにどう役立つのか?
普段の学校での勉強がその課題の解決の土台となる知識になっています。
その土台作りのために勉強が必要だということを伝えるための質問です。
必ずどちらの質問も子どもに考えさせてください。
自分の頭で考えたものは残りやすいです。
モチベーションの持続が変わってくるので忘れないでください!
【まとめ】
自分の子どもが夢に向かって勉強する姿が見たいですよね。
そして、全力で応援してあげたい。
その気持ちは大事ですが、あくまでも子どもの人生なので自分の人生とは違うものだと考えてください。
子どもの選択を尊重することは忘れずに「目標設定」を行ってください!!
では、また!